空き店舗未来会議の紹介
- 2024年12月19日
- 読了時間: 3分

小川町空き店舗未来会議 紹介シート
小川町駅周辺のエリアでは、コロナを機に暮らし方を見直す動きも追い風となり、ここ数年で新規出店店舗が増えています。現在でも、移住相談の窓口には、住居以外に店舗物件を探す方が訪れていて、その動きは続いています。
しかし、一方で実際に入居・出店できる物件の数に限りがあることも事実として見えてきました。外から一見すると貸しに出ているのではないか?と思われる元店舗物件もありますが、身近な物件オーナーさんに伺うと、荷物を片付けるハードルが高いことや、店舗併用住宅のため他の人には貸せないなど、さまざまな事情があることがわかってきました。
そこで、駅前の加盟店が多い停車場通り商店会では、この事実についてオーナーさんからしっかりとお話を伺って勉強し、町にさらににぎわいを作ることができないか、と昨年から「空き店舗勉強会」および「空き店舗未来会議」という活動を始めました。特に、今年は加盟店以外でも、さまざまな視点から興味を持ったメンバーが参加する分科会を結成し、実際にまちに出て調査などを行っていきたいと考えています。
活動を行う上で大切にしたいことは、物件の持ち主の想いです。外から来たメンバーも多く、まだ町のことについて知らないことも多いと思いますが、皆、小川町や古い建物への愛着を持って参加しておりますので、ぜひお知恵をお貸しいただければ幸いです。長期的にみて、一軒でも開かれる店舗が増えて、駅前のエリアが、暮らす人にとっても観光客にとっても、楽しい場所になっていったら良いなと思っています。
移住相談の内容
2023 年1 月1 日から8 月1 日の間に受けた移住相談のうち13 件の出店相談がありました。
組織図
停車場通り商店会のもと、埼玉県や小川町役場、商工会なども関わり、加盟店以外のメンバーも参加し分科会を作っています。会議では誰でも参加できる機会を作っていきます。
分科会メンバー
移住サポート・宿の女将・不動産・建築など、多業種で連携して空き店舗の調査を行っています。
移住サポート>> 八田さと子
有機農業のご縁で小川町に移住して12年。薪の暮らし、お米の自給が夢。NPO 法人霜里学校に所属し、駅前のむすびめで仕事をしています。畑いじりと着物が好きな1女の母です。
移住サポート>> 二之宮宏人
4 月に地域おこし協力隊として移住してきたばかりの小川ビギナー、二之宮と申します。小川町の歴史ある街並みや野菜やお酒が大好きです!微力ながら小川町活性化の一助となれるよう尽力して参ります!
宿泊・観光>> 高橋かの
「小川まちやど(ツキ・三姉妹・ジットハウス)」という宿泊施設を駅周辺で運営しています。町に越してきて4年になります。小川の街並みやお祭りなどの文化、美味しいお酒に魅力を感じています。
不動産>> 宮崎保隆
駅前の三愛不動産 店長。ときがわ町出身の39 歳。高校は県立小川高校に在学。まちづくりに興味があり、地域のコミュニティに積極的に参加。趣味はブラジリアン柔術。2 児の父親。
建築>> 木谷海斗
小川町の地域おこし協力隊として、LINE「小川町情報スモリバ」を運営。また、相生町にある旧比企銀行を再生する活動もしており、建築家の卵が地域の連関の中でどのような面白いことができるか思考/試行しています。
コメント